平成29年度 誠佑記念病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
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患者数 | - | - | - | - | 40 | 79 | 213 | 307 | 327 | 80 |
当院は循環器と心臓血管外科といっや心疾患を中心に消化器内科、脳神経外科、血液透析科、内科、外科の診療を行っております。
各年齢区分別の退院患者数は、一般的に高齢になればなるほど医療需要が増加(病気にかかる方が多くなる)し、当院においても60歳以上の患者が8割以上となっています。高年齢区分に患者数が偏っているのは心疾患治療を中心としている当院の特徴となります。
日本における死因順位は、第1位:悪性新生物(死亡総数に占める割合:27.9%)、第2位:心疾患(15.3%)、第3位:脳血管疾患(8.2%)《人口動態統計(厚生労働省2017年)》となっており、心疾患が第2位となっています。心疾患で亡くなる方が多いということはその病気に罹っている高齢者が多いということであり、当院においても70歳以上の患者割合が7割近くになっています。
なお、件数が10件に満たない年齢区分は集計区分条件の規定により-(ハイフン)としています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院 日数 (自院) | 平均在院 日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
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0400801499×002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし A-DROPスコア2 | 11 | 13.55 | 15.12 | 18.18 | 86.82 | |
0400801499×012 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病あり A-DROPスコア2 | 10 | 30.40 | 18.18 | 0.00 | 86.60 |
※10件に満たないDPCコードは集計条件の規定により掲載しておりません。
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院 日数 (自院) | 平均在院 日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
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050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1、2あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 222 | 4.77 | 4.62 | 0 | 70.42 | |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 171 | 3.95 | 3.03 | 1.17 | 69.53 | |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 109 | 26.92 | 17.71 | 4.59 | 81.41 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1、3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 77 | 12.17 | 19.26 | 2.60 | 81.50 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む)、 再発性心筋梗塞 その他手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 59 | 15.27 | 12.72 | 1.69 | 68.84 |
循環器内科では主に虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症など)、不整脈(心房粗動、上室頻拍、洞不全症候群、房室ブロックなど)、心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症・閉鎖不全症など)それらに関連する心不全などの診療を行っています。虚血性心疾患に対するカテーテル治療件数と徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療件数は、和歌山県下では良好な成績を修めており、和歌山県では限られた施設でしか行われていない不整脈に対するカテーテル治療(アブレーション治療)を実施しています。
当院では心臓血管外科を併設し、内科と外科の両面から患者さんに最も適切な治療を選択できる体制で治療にあたっています。
血液透析科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院 日数 (自院) | 平均在院 日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
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180040xx02x0xx | 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし | 30 | 5.98 | 3.35 | 0.00 | 76.43 |
血液透析科では主に慢性腎不全に対する血液透析に関連した疾患の治療を行っています。入院の多くは透析シャント狭窄・閉塞へのカテーテル治療となっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年数 | |
---|---|---|---|
軽症 | 1 | 16.00 | 55.00 |
中等症 | 37 | 24.78 | 84.22 |
重症 | 11 | 26.38 | 82.56 |
超重症 | 3 | 29.47 | 82.77 |
不明 | - | - | - |
重症度の定義について
・市中肺炎とは「在宅で通常の社会生活をおくっている人に発症する肺炎」です。
・重症度はA-DROPスコアを用い、軽傷~超重傷の4段階で表記。
A-DROPスコア(5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点)
男性70歳以上、女性75歳以上
BUN21mg/DL以上または脱水あり
SpO2≦90%(PaO2 60Torr以下)
意識障害あり
収縮期血圧 90mmHg以下
軽傷:0点
中等症:1~2点
重症:3点 ただし意識障害(ショック)であれば1点でも重症
超重傷:4~5点
不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
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K5522 | 冠動脈、 大動脈バイパス移植術 (2吻合以上) | 13 | 5.15 | 23.31 | 0.00 | 66.92 |
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
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K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (その他) | 199 | 2.39 | 3.63 | 0.00 | 69.64 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (不安定狭心症) | 67 | 0.19 | 7.52 | 1.49 | 71.10 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 (経静脈電極の場合) | 52 | 3.35 | 10.33 | 1.92 | 79.96 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (急性心筋梗塞) | 45 | 0.00 | 16.69 | 4.44 | 68.84 | |
k597-2 | ペースメーカー交換術 | 39 | 0.56 | 3.00 | 2.56 | 82.00 |
血液透析科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
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K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 32 | 2.38 | 2.53 | 0.00 | 73.40 |
血液透析科では主に慢性腎不全に対する血液透析に関連した疾患の治療を行っています。入院の多くは透析シャント狭窄・閉塞へのカテーテル治療となっています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
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130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 2 | 1.59 |
異なる | 2 | 1.59 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 2 | 1.59 |
異なる | 1 | 0.79 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 34 | 2.70 |
異なる | 1 | 0.79 |
入院契機の同一性について
・医療資源を最も投入した傷病名と、入院の契機となった傷病名が同一か異なるかで判断しています。
発生率の算出方法について
・同一性の有無を区分した各症例数/全退院患者数
当院では、透析シャント狭窄/閉塞への治療が、手術処置等の合併症に集計され上記の結果となっています。
更新履歴
2018/09/29 平成29年度病院指標を公開しました。