ごあいさつ

信頼される確かな医療と
心温まる患者サービスの提供

誠佑記念病院は平成10年に現在の和歌山市東北部の国道24号線沿いに移転しました。
その後、透析棟・東棟の増築を行い、現在は敷地10,450㎡、4棟4階建ての病院と託児所などの付属施設および約130台駐車可能な駐車場からなります。
JR和歌山駅から車で10分、阪和自動車道和歌山インターチェンジから数分のところで、最寄りの駅はJR阪和線紀伊駅です。

当院は設立から二十数年を経過し、上野雄二理事長の陣頭指揮のもと、地域医療に貢献しつつ循環器急性期病院を目指してまいりました。
狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する治療である経皮的冠動脈インターベンションや冠動脈バイパス術の治療成績は県内トップクラスで、徐脈性不整脈に対する永久ペースメーカ植込みの経験数は県内随一、頻脈性不整脈に対するカテーテル治療も始まりました。
「心臓病なら誠佑記念」とまでいわれつつありますが、慢性腎不全に対する人工透析治療、消化器疾患の検査及び手術も専門医によって行われています。
また、糖尿病外来、脳外科外来、整形外科外来を開き、患者さまをトータルに診療してゆく体制作りに努めています。
さらに、心臓病の患者さまのより早期の、またより高度な社会復帰のために、心臓リハビリテーションにも力を入れています。

当院の理念は「信頼される確かな医療と心温まる患者サービスの提供」です。高度な循環器先進医療を提供するとともに、看護体制7対1(患者さま7人に対して看護師1人を配置)を堅持し、全職員が真摯かつ温かな態度で患者さまとそのご家族に接して信頼を得るように心がけています。
紀伊地区の地域医療への貢献はもちろん、「循環器先進医療を身近なものに」を合言葉に今後ますます努力してゆく所存です。皆様のご支援を心からお願い申し上げます。

病院長 友渕 佳明